今回は、フィリピン女性の伝統衣装「テルノ」(terno)についてです。
実際は、「ターノ」のように発音するので、そう発音しないと地元民にも通じないと思います。「ターノ」と言っても伝わらない時は、「フィリピンの伝統的なドレス」を意味する「Filipiniana dress」と言うといいです。
テルノの歴史
テルノの名称は、「ひとそろいの服」という意味のスペイン語から来ているそう。
原型となった服は、16世紀にフィリピンで生まれたとか。時代を経て、ワンピース(ドレス)に形を変えて現代に受け継がれているものだそうです。

伝統的なテルノは、パイナップルの繊維からつくった生地で作られました。※パイナップルの繊維↓

テルノを見てみよう!
テルノの特徴は、何といっても「蝶のように大きく膨らんだ袖」です。
下の動画では、様々な女性たちがテルノを着用している絵が見れます。動画の最後のほうで、テルノの移り変わりも紹介されています。
近年のテルノは今風にアレンジされ、新たな服として生まれ変わりつつあるそうです。フィリピンの民族衣装でありながら、斬新でおしゃれな服として親しまれているとか。
フィリピンの有名人がテルノを着ている動画↓
イメルダ夫人とテルノ
テルノを世界に知らしめたのは、1965年に大統領夫人になったイメルダ・マルコスだそうです。
国民から尊敬を集めたいと考えていたマルコス夫妻にとって、テルノは政治的な戦略の一つだったとか。
伝統に根ざした華やかなドレスを着ることで、貧しい生活をしていた多くの国民の希望になろうしたと考えられているようです。
イメルダ夫人は、自分をもっとも美しく見せるために、テルノにアレンジを施すようデザイナーに注文したそうです。
鉄のように固い意志で成功を追い求め、あらゆる席でテルノを着用したことから、イメルダ夫人の異名は「鉄の蝶」だったそう。
近年も着ていらっしゃるようですね。↓
テルノのつくり方
テルノのつくり方がYouTubeにアップされています。
お裁縫好きな方はトライしてみてはいかがでしょうか↓
私は「ソーイング・ビー」という番組が好きなのですが、そこでテルノが取り上げられました。今回は、その回を参考にしてます。
こちらの番組ですね↓


