クラフトチョコレート、Bean to Bar、Tree to Barなどとよばれる分野で、フィリピンのチョコレートの国際的な評価が高まっているそうです。
賞を受賞したブランドもあり、原材料のカカオ豆の生産農家も賞を受賞しています。国内需要も伸びていて、今後も大いに成長が期待される産業なのだとか。
現在では、ダバオ市、ビコール地方、ボホール島、バタンガス州をはじめ、全国的に生産されているそうです。
今回は【CNN Philippines】のYouTube動画を参考にしながら、フィリピンのチョコレートについて学んでいきたいと思います↓
フィリピンのカカオ/チョコレートの歴史

カカオがフィリピンに入ってきたのは、ガレオン貿易のさなかの1670年ごろだったそうです。
メキシコを経由して、スペイン人によってもたらされたとか。家庭菜園のような形で栽培されたりしたそうです。
アジアで初めてカカオを栽培する国となったフィリピンですが、そのわりに、カカオ/チョコレート産業は、最近まであまり重要視されてこなかったとか。
フィリピンのカカオの商業栽培は1950年代にスタートしているのですが、様々な理由から廃れてしまったのだそう。
そこから再興できたのは、熱心な起業家やカカオ農家の働き、そして国や自治体、NGOなどの後押しの賜物のようです。
フィリピンのチョコレート産業の魅力と強み

フィリピンのチョコレート産業は、その若さゆえの「柔軟さ」が魅力だそうです。たとえば、生産プロセスに柔軟に変更を加えることも容易だとか。
またフィリピンでは、良質のカカオ豆の栽培から、高品質のチョコレートに仕上げるまでのすべての工程を国内で行えることも強みとなっています。
安売りではなく高級志向のチョコレートであること、フェアトレードであることもポイントです。
マラゴス・チョコレート博物館

日本にもうどん県(香川県)がありますが、フィリピンのダバオ市は「Chocolate Capital of the Philippines」を宣言したそうです。直訳すると「フィリピンのチョコレートの首都」ですね。
フィリピンのカカオ業界のパイオニアとされているのが、このダバオを本拠地としているマラゴス・チョコレート(Malagos Chocolate)です。
フィリピン初のチョコレート博物館・マラゴス・チョコレート博物館(Malagos Chocolate Museum)も、この会社がオープンしたものです。
ほぼ現地語ですが、内部の様子は分かるかと思います↓※音量に注意してください。
ここは、テーマパークのような趣のある場所のようですね。
好きな型や、中に入れる材料を選ぶなどして、オリジナルのチョコレートをつくる体験ができるとか。チョコレートを使った「チョコレートマッサージ」も受けられます。カカオ農園の見学もできるそうです。
チョコレート博物館の所在地はここです↓
マラゴス・チョコレートの公式YouTubeチャンネルの動画↓
くわしい企業情報はウィキペディアに記載があるようです↓(ブラウザの設定を変更して日本語にできるかと思います)

フィリピンの有名なチョコレートブランド
マラゴスチョコレート以外のブランドもメモしておきます。
オーロ・チョコレート(Auro Chocolate)
オーロ・チョコレートは、国際的な賞を受賞したTree to Barのブランドです。
農家と協力しながら、高品質カカオ豆、原材料、ユニークで大胆なトロピカルフレーバーの製品をつくることで持続可能性を推進しているそうです。
「Auro Chocolate」という名前は、金の元素記号である「Au」と、フィリピン語とスペイン語で金を意味する「Oro」の組み合わせから来ています。
フィリピンのカカオを磨き上げること、金のように貴重なフィリピンの地元の農家さんたちの生活を向上させることを追求するという理念を表現した名前なのだそう。
オーロチョコレートが紹介されているYouTube動画(英語)です↓
【Auro Chocolate】の公式YouTubeチャンネル↓
テオ・アンド・フィロ(Theo and Philo)
テオ・アンド・フィロは、肥沃な大地と温暖な気候が最高のカカオを生み出すミンダナオ島ダバオのカカオ豆、世界的に有名なバコロドの砂糖、名高いフィリピンの職人技に誇りを持っているそうです。
特徴として、フィリピン独自の文化を反映した大胆なフレーバーの、世界でも最高品質な「シングルオリジン・チョコレート」を生産しています。
フィリピン人の豊かな伝統を受け継ぎ、丁寧に作られたチョコレートなのだそう。
少し前の動画ですが、テオ・アンド・フィロが紹介されているYouTube動画↓
こちらは、YouTubeにあがっていたレビューです↓「ダーク・グリーンマンゴー」と「ソルト・チョコレート」のフレーバーを試したようですね。


