今回は、恋愛において「女性からは告白しない」というフィリピンの文化についてです。
恋愛の作法は国によって違う

世の中にはいろんな作法がありますが、恋愛にも暗黙の作法みたいなものが存在するかと思います。
これが国によって違うのが面白いところです。
「告白」の文化だけを見ても、各国でいろいろな違いがあります。
たとえば、アメリカでは「お付き合いしてください」とか「お付き合いしましょう」と明言して、交際をスタートさせる文化は、あまりないと聞いたことがあります。
でも、日本ではよくあるパターンですよね。
フィリピンにも告白の文化はありますが、日本とは少し違います。
男性主導の「リーガウ」という文化

フィリピンでは、女性から男性に告白することはあまり無いようです。なぜ「あまり無い」と書いたかというと、若い世代の価値観は少しずつ変化しているからです。
とは言え、全体的には昔ながらの価値観が根強く残っているみたいです。
まず前提として、フィリピンには「リーガウ」とか「コートシップ」などと呼ばれる、正式な交際の前にお試し期間のようなものを設ける文化があります。
大まかな手順は、まず男性が女性にリーガウをしていいか承諾を得てスタートし、男性がリーガウ期間中に正式に交際したいと思ったら、タイミングをうかがって女性に交際を申し込みます。
近頃のリーガウは期間を短くしたり、ネット上で行われたり、中にはやらないケースがあったりと変化はしていますが、リーガウをやること自体は現在でも一般的と言えそうです。
また、各地域の保守性の度合いによっても違いが出ます。
どちらにせよ、行動を起こすのは男性ということです。
女性ができること

意中の相手からリーガウを申し込まれるために女性が出来ることは、行動や目線で好意を匂わすことなど、ということです。
もしすでにリーガウ中で、相手の男性と正式にお付き合いしたいと思ったなら、相手にもそう思ってもらえるように頑張るそうです。
実は、同時に複数人に対してリーガウすることも可能ではあるので、男女ともライバルがいる可能性があります。
ちなみに男性が外国人で、こうした作法を知らない場合は、女性側もリーガウにそれほどこだわらないような話も聞いたことがあります。(人によると思いますが)
ただ、外国人男性が自分の文化を大切にしてくれたら、好感を持ちやすい気はしますね。
それにしても、好きな人が告白してくるのを待たなければならないのは、もどかしい気がします。
日本では女性からのアプローチも珍しくないため、日本がうらやましいと言われたこともあります。
※現地の方にお話を聞いていますが、個人や地域によって状況が異なることがあります。何卒ご了承ください。


